こんにちは。 まちの司法書士事務所 事務担当のSです。
先日、家族でキャンプに行ってきました。
広々とした敷地には家族連れで楽しむ人たちが多いなか、ふと端の方に目をやると、そこにはバイク1台で来ているおじさんが一人。
誰ともしゃべるでもなく、必要最低限の荷物だけで、ひっそりとキャンプを楽しんでいる様子が印象的でした。
まわりの人たちが使っているテントやチェアなど、おしゃれなキャンプギアを調査するのもキャンプ中の楽しみのひとつ。
しかし、バイクで来られている男性は、1人用のテントの前にチェアを1脚だして、ひたすらビールとつまみを片手に自然を眺めていました。
その姿がどこか渋くて、 「こういうキャンプの楽しみ方もあるんだな」と、つい気になって何度かちらちらと目がいってしまいました。
翌朝、気温がぐんぐん上がり、あたりではみんなが汗をかきながら撤収作業をしています。
でも、その男性のテントの場所だけが、しっかりと木陰に守られているんです。
木の影の動きを見越して場所を選んでいたんだろうなぁ、と感心するばかり。
涼しげに、てきぱきと片付けを進め、あっという間に撤収して帰っていきました。
バイク1台分の少ない荷物で、作業している姿にも無駄がなく、すべてが機能的。
こういう知恵と経験を持っている人って、本当にかっこいいなと思いました。
そして、そんな知恵を自然と学べる場でもある「キャンプ」って、やっぱり素敵。
自然の中で過ごす時間だけじゃなく、そこにいる人から得られる学びも含めて、キャンプの醍醐味だと改めて感じました。
まだ7月だというのに毎日うだるように暑いです。 みなさまも熱中症などには十分注意してお過ごしください。






