司法書士紹介

「別の専門家に相談して」とは言いたくない

仕事で大事にしていることの一つは、専門外のことを相談された時に「分からないので別の専門家に相談してください」とは言わないこと。例えば相続の相談を受けた場合、相続以外にも税金、自治体からもらえる給付金、年金、老人施設など、様々な問題が絡み合っていることがほとんどです。せっかく時間を割いてくださった相談者の方に二度手間を取らせたくないので、普段から幅広く知識を得るようにし、一般的なことはお答えできるようにしています。お答えできない専門的な内容は、専門家を紹介したりしています。

徹底的に業務を効率化

もう一つは、所内の業務を徹底的に効率化して、依頼された事件を迅速に終わらせること。もちろん事件が円満に解決するのが一番の目的ですが、厄介ごとが早く終わるのは、依頼者の方にとって非常に大きな利益となるでしょう。具体的な取り組みは、下記「当事務所のこだわり」にある通りです。

多いのは登記・相続・成年後見

現在、1番多くお受けしている仕事は不動産登記の仕事です。不動産会社が販売用の土地を購入した、個人の方が新築マンションや戸建てを購入した、住宅ローンを完済した、不動産を相続した、という場合が多いです。

次に多いのは、相続の依頼です。相続人の特定から始まり、大勢の相続人の意見をまとめて協議書を作り、不動産の名義替えまでを一つの仕事として受けています。相続が「争族」となってしまう理由は二つあると考えています。一つは、相続人同士が交渉すること。もう一つは自分の優位に進めようとすること。当事務所が相続を受任する場合は、第三者である司法書士が間に入り、「話を聞く」「提案する」という態度を徹底し、相続人全員が納得できる答えを導き出すことを心掛けています。司法書士は弁護士のように紛争解決をする仕事ではないので、どなたにとっても味方です。円満に終わらせることができるのです。

最近増えているのは、成年後見。歳をとって判断力に自信がなくなってきた親御さんを心配されて、お子さんが相談に来られることが多いです。成年後見は入り口に過ぎず、その先にある遺言作成、信託、相続の問題までもが絡んでくるため（これらをまとめて生前対策と呼びます）、相談も複雑になってきます。ご本人が生きているうちに何らかの対策をしておくのが一番なのは今や誰もが知るところですが、面倒で放置している方も多いですよね。当事務所では生前対策の経験が豊富で自信を持ってお受けできますので、ぜひ一度無料相談を受けてみてほしいです。その他にも、債務整理（破産や個人再生）、事業承継など、幅広い分野に取り組んでいます。「こんなこと相談してもいいのかな？」と遠慮せず、気軽に無料相談を利用していただきたいです。

お年寄り・障害者・子供たちに
十分なサービスを

今後チャレンジしたいことは山ほどあります。その一つが、お年寄り、障害者など、行政サービスを必要としているにも関わらず、うまく受けられない方のフォローを、まちの司法書士事務所が担っていくこと。高齢者の後見や家族信託をご依頼いただくことで実現できている面もありますが、今後はもっと幅を広げていきたいです。また、子供たちの未来のための活動にも取り組んで行くつもりです。今年度は海老名商工会議所青年部の会長をお引き受けしたので（2021年当時）、こちらを舞台に実現させていきたいと思っています。これからのまちの司法書士事務所を楽しみにしていてください。