みなさまこんにちは、まちの司法書士事務所スタッフTです。
今冬は暖かい日が多く、2月にはまさかの初夏の陽気とまでなっていたので、
3月に入っても、「春の訪れを感じる」という定番の表現が合っているのかよくわからない今日この頃です。
春眠暁を覚えず…という詩もありますが、皆様の「睡眠」はいかがでしょうか。
私は生来、ロングスリーパーで、子どもの頃は特に早寝早起きが苦手でした。
ところが、私が最近聞いた睡眠に関して長年研究されている著名な大学の先生のお話によると、
ロングスリーパーもショートスリーパーもないそうで、個人差はあるものの人間(大人)は約7~8時間の睡眠が必要なのだそうです。
これまでは、3~4時間の睡眠でも元気に活動している人が羨ましかったのですが、
どうもショートスリーパーの人は睡眠が足りておらず、睡眠負債を抱えているとのことでした。
睡眠負債を抱えていると、認知症や高血圧、糖尿病などの生活習慣病、うつ病などの精神疾患にかかりやすいそうです。
運動や食生活からの健康増進に対する日本人の意識は高まってきていますが、「睡眠」はどうでしょうか。
勤勉なイメージとされる日本人が最も削りがちで、疎かになる部分ではないでしょうか。
やっと近頃になって、厚労省も日本人のこの睡眠問題に関して危機感を示し、
「健康日本21」というものでより具体的な「睡眠」についての目標を掲げ、啓発を強めていくようです。
世界一睡眠時間の短い国と言われる日本。
やはり「健康」は一番ですので、日本の社会全体として「睡眠」への意識も高まり、
健康寿命を延ばしていけるとよいのではないかと思います。